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TVの報道から連想 [雑感]

TVを見ていると、オバマ大統領が日本大使館を訪れ、

「私の心は、日本の人々と共にある」

とのメッセージを記帳したと報道があった。


その報道を見て、

随分前のNHKの人間講座で、曾野綾子さん講師の

番組を見ていた時の事を思い出してしまった。


番組の中では、ブラジルの詩人の詩(「神われらと共に」)
を紹介されていた。

曾野綾子さんは、かいつまんで 以下の様に話していた。

 

過去は足跡に残る。

神は、いつも一緒にいてくれると言うのに、足跡が1つしか無い所が

あると文句を言う。

神は答える。
その時、私はあなたを おぶって いてあげたのだよと。

 

その後、番組では、詩が朗読されていた。

自分はクリスチャンでは無いが、なぜか この詩の事を思い出してしまった。


-----(以下、netで検索した詩から)----
      神われらと共に  アデマール・デ・バロス(ブラジルの詩人)


夢を見た、クリスマスの夜。

浜辺を歩いていた、主と並んで。

砂の上に二人の足が、二人の足跡を残していった。

私のそれと、主のそれと。

ふと思った、夢のなかでのことだ。

この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると。

立ち止まって、後ろを振り返った。

足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている。

ところが一つのことに気づいた。

ところどころ、二人の足跡でなく、

一人の足跡しかないのに。

私の生涯が走馬灯のように思い出された。

なんという驚き、一人の足跡しかないところは、

生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う。

苦悶の日、

悪を望んだ日、

利己主義の日、

不機嫌の日、

試練の日、

やりきれない日、

自分にやりきれなくなった日、

そこで主のほうに向き直って、

あえて文句を言った。

『あなたは、日々私たちとともにいると約束された

ではありませんか。

なぜ約束を守ってくださらなかったのか。

どうして、人生の危機にあった私を

一人で放っておかれたのか、

まさにあなたの存在が必要だったときに。』

ところが主は私に答えて言われた。

『友よ、砂の上に一人の足跡しか見えない日、

それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ。』

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