川崎でも強い揺れ

2011.03.11

3時前に川崎でも強い揺れがあった。（震度5弱らしい）

丁度、ビルの５階で会議中に、揺れに遭った。

最初は、良くある地震かなぁと思っていたら、揺れが段々
大きくなってきた。
でも中々治まらず、大きな揺れが数分間続いた様に感じられた。

避難訓練などで、机の下に隠れた事は有ったが、自分から潜り込もう
と思ったのは、はじめてだ。

３時頃だったので、帰宅には、問題ないだろう　と　
タカをくくっていたら、電車が全線（JRも私鉄も）止まっていた。

オマケに、あたり一帯が停電。

それでも暫くしたら、電車は動き出すだろうと、まだ、甘い考えを持っていた。

しかし、夜の７時に成っても、いっこうに、電車が動く気配もなく。

已む無く、徒歩で帰宅する事にした。

会社から自宅まで、直線距離で　約１２Km。
４～５時間を覚悟して、会社を後にした。

停電はnetで知っていたが、実際外にでると、ホントに暗い。

歩いていると、道路の信号機も止まっていた。
当たり前なのだが、”停電”と言う言葉に、信号機の事が
頭に浮かばなかった。

主要な交差点では、お巡りさんが　手信号で交通整理をしていた。
それに、地元のボランティア（？）の方も手伝っていた。
 こういう時には、有り難味をかんじてしまう。
 
約１時間少し歩いた時、バスの営業所を発見。
運行している様なので、尋ねると、自宅方面のバスは運行されている
ようだったので、なんとかバスに乗る事ができた。
バスは、川崎市営のバス。
川崎市に感謝である。

自分の目的の停留所まで残り8Km程度なのだが、信号機が止まって
いる為かバスは中々進まず、結局１時間強かかってやっとついた。

遅くなったので、何か食べるものでも買っておこうと、開いている
コンビニに入ったが、それっぽい棚は空っぽ。
みんな、考える事は同じなのだ。

それから15分程して、やっと自宅についた。
しかし、自宅も停電。
更に、水も出ない。（電気ポンプで、タンクに水を汲み上げているからだ）

電気が使える様に成ったのは、１２時少し前。

TVをつけて、ようやく、状況が見えてきた。

とんでもない地震だ！

東北方面の方々の安全・無事を祈るばかりである。